【初心者向け】街中で出来る運転練習法 3/5 (シフトアップ編)

ドラテク向上委員会

 Araiです。あっという間に新年度明けてゴールデンウィークですね。年明けから少しずつ更新頻度を上げることに成功してきているので、今年度はそれを継続していくことを目標に頑張っていきたいと思います。というところまでは書きかけたのに1ヶ月空けてしまいました。異動があってバタバタしたり積みゲーを消化したり(オイ)で更新滞ってしまいました。幸い10年以上車のことばかりやってきたのでネタは尽きないのですが、いかんせんそれを記事にするところが大変ですね。毎回クタクタです。

 でも、自分の何かを形に残せるという達成感、それを誰かに見てもらえる喜び、それらを通じて得られる生き甲斐…というと大袈裟ですが、自分の性には合っていたみたいです。皆様も新年度を機に何かやってみたかったことにチャレンジしてみてはいかがですか?最初はほんの少しでも、思い付きのまま心に導かれるままでもいいと思います。そう、例えば普段の街乗りから運転スキルを磨いてみるような―――。

 ということで前回 (【初心者向け】街中で出来る運転練習法 2/5 (ペダルワーク編)) に続きシフトワーク編、スタートです。

  1. 車両感覚 済
  2. 繊細なアクセルコントロール 済
  3. 踏力一定のブレーキング 済
  4. 滑らかで素早いシフトアップ ←今回
  5. 滑らかで素早いシフトダウン&ブリッピング 未
  6. 滑らかで素早いヒール&トゥ 未
  7. 低速での正確なライントレース 未
  8. 上記の複合動作をいつでも無意識に正確にできる 未

4. 滑らかで素早いシフトアップ

 私見ではありますが、シフトワークってあんまり一般的に解説されていないような気がします。なので私自身もほとんど独学です。古い動画なので参考程度ですが、加速タイムを狙ったシフトだとこれくらいは出来るようになるかと思います (BRZ後期(ZC6 MT) 0~100km/h加速)。ここまでやると駆動系含めて車に負担が掛かるのでオススメしませんが…。

 基本的な考え方としては、①極力短い時間で、②極力車の負担が少ないようにギアを変えるのがベストと思っています。

 ①極力短い時間で、というのは無駄な時間をひたすら削ることです。これはタイムトライアル系の全てに共通することですね。皆さんご存じと思いますが、シフトチェンジの流れは大きく以下の4ステップになります。クラッチを切る→ギアを変える→エンジン回転を合わせる→クラッチを繋ぐ。実際には各動作の時間に加えてそれらの動作間の空白時間も含めたトータルの時間が変速時間になります。では続いて各動作の時短のコツを順番にお伝えしていきます。

 まずはクラッチを切るところからですが…実は切る前から既に勝負は始まっています。何をするかというと、ギアが抜ける方向にシフトレバーに軽くテンションをかけておきます。するとクラッチが切れると同時にスルッとギアが抜けます。クラッチを切ってからギアを抜く方法よりもコンマ1秒くらいは短縮できるかと思います。コツコツです、コツコツチリツモ。クラッチを切る動作自体は特に気を遣う必要ななく、サクッと踏み込んでしまってOKです。

 続いてギアを変えるところですが、力ずくではミスシフトが増えてミッションへの負担も大きくなります。ポイントはシンクロが回転を同調する時間を確保してやることと、それ以外の時間を削ることです。前述の方法でギアは最速で抜けると思います。続いてそのままの流れで次のギア段のシンクロに押し当てます。この間はミスシフトさえしなければ何も考えず爆速でOKです。シンクロに当ててギアを入れるフェイズでは、極力軽めの力で焦らず操作します。ここのギアを入れる時間の早さはシンクロの寿命とトレードオフと思いますので、勝負の時以外はここでタイムを削りにいかない方が賢明と思います。

 ギアが入ったらクラッチを繋ぎますが、ここはエンジン回転とクラッチミートがキモになります。クラッチのリリースはミート部分のみ少しゆっくりと行う程度で大丈夫です。回転がドンピシャに合っていればドンっと繋いでしまっても大丈夫ですが、完全には合わないのでミートは少しゆっくりが推奨です。ギアが入ったことを確認してからクラッチをリリースし始めると若干遅れが出るので、私の場合はギアが入るであろうタイミングよりも若干早めに見込みでリリースし始めています。ギアが入ると同時にクラッチミートが理想です。もし見込み通りにギアが入らなかった場合は落ち着いてクラッチを切ってギアを入れ直します。

 ギアチェンジが終われば次は再びアクセルを踏み込んで加速体制に移るわけですが、ここでも完全にクラッチミートしてからアクセルを踏み込むと少し遅れが出るので、気持ち早めにアクセルを踏み込みながらミートします。すると、シフトショックとアクセルONでのショックを一つに合わせられるので滑らかに加速へ移行できるというメリットもあります。

 以上が一連の流れになります。文字で説明するとちょっと分かりにくいですかね?需要があれば動画だったり追加の説明も記事にしようかと思います。例えば回転を合わせるってどういう理屈?とか、ダブルクラッチについての解説などなど。ご意見ご要望がありましたらコメント欄やSNSからお願いいたします。

 

 

 おわりに。私事ではありますが、新年度からは新たな業務に従事することになりました。相変わらずテストドライバー業務ではありますが、今まで触れたことのない領域の担当になりました。早速一ヶ月が経過しましたが、とても人に恵まれた環境でここでまた大きく成長できる予感に満ちた良い一ヶ月でした。きっと一年もする頃には一回り大きくなってより良質な情報をお伝えできるようになっていることと思います。ということで今後の成長への期待も込みでよろしくお願いいたします。

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