Araiです。連載モノなのに毎回間が空いちゃうのはお許しください…。さて、前回 (街中で出来る運転練習法 1/5) の車両感覚に続いて今回はペダルワークについてです。では、今回もよろしくお願いします!
- 車両感覚 済
- 繊細なアクセルコントロール 今回
- 踏力一定のブレーキング 今回
- 滑らかで素早いシフトアップ
- 滑らかで素早いシフトダウン&ブリッピング
- 滑らかで素早いヒール&トゥ
- 低速での正確なライントレース
- 上記の複合動作をいつでも無意識に正確にできる
2. 繊細なアクセルコントロール
ずばり「一定速度を保つ」です!これ、やったことある人なら分かると思いますが中々難しいです。そしてやってみると町行く人の9割…どころかほぼ全員そんな運転できてないことに気付くはずです。まぁそもそもちゃんとスピードメーター見てるか?の時点で半分以下に絞られちゃうような気もしますけどね。大体の人はなんとなく前の車についてってるだけだと思います。ひどすぎる。スマホいじって喜ぶドライバーにお前のペースを任せるな。
この練習は前回と違って特に難しいことは考えなくてOKです。ひたすら自分が決めたスピードをアクセルワークでキープするだけです。あ、もちろん交差点とか下り坂はちゃんとブレーキ使ってくださいね。この練習の難しいところは道路の勾配が実は場所によってかなりバラバラになっていることと、車によってアクセルに対する反応が違うところです。なので、できれば色々な場所で色々な車に乗って出来るようになるのがベストです。特に最近は電スロが当たり前になっている世の中なので、車、というかメーカーによってかなり乗りやすさが違ってきています。私自身全メーカーの車に乗れているわけではないですが、それでもメーカーごとになんとなく特色があるので、社内規定もしくは技術力に結構差があるような気がします。正直、一定速が非常にやりにくいメーカーもあります。まぁこの辺はあまり突っ込むと話が逸れるのでこの辺で…。
で、本当にしっかり車速をキープしようとするとミリ単位のペダルワークが必要になってくるはずです。さすがにかかとを浮かせてアクセルを踏んでる人はいないと思いますが、コツはやはり身体の使い方にあります。かかとをしっかり床に付け、ペダル操作は主に親指と土踏まずの間の盛り上がっている部分 (固有名詞あるんですかね?) で行います。指先の力の入れ方で…という解説も見たことがありますが、指先に力を入れると足首もこわばって動きが硬くなりますし何より疲れるので個人的にはナシかと思います。あくまで身体は全体にリラックスが基本です。硬くなると繊細にインフォメーションを感じ取れずフィードフォワード一辺倒の運転になるので、ドライバーが車にDVするようなオラオラ系の押し付け運転になります。そんなの人にも車にも嫌われちゃうのでだめぽよです。車には優しく入力してあげて、車からの声にはしっかり耳を傾けてあげましょう。
最初のうちは目標車速の上と下を行ったり来たりハンチングしまくっちゃうと思いますが、慣れてくると全くハンチングしない…というのは厳しいにしても上下動はかなり緩やかになるかと思います。コツはアクセルの踏み具合に対するパワーの出方を予測することです。低回転であれば反応は緩慢ですし高回転であればかなり機敏に反応します。たくさん乗って車の出力特性に慣れることでフィードフォワード精度が高まります。とはいえフィードバックを全くしないわけではなく。こちらは特にマフラーが変わっているような車両だと分かりやすいですが、エンジン負荷とエンジン音量、排気音量は比例しますので、アクセル一定でも音量が大きくなっている場合は上り勾配で負荷が高まっていることから車速が減少傾向にあることが分かるためアクセルを踏み増すことで素早くリカバリーができます。もちろん逆もしかり。あとは当然のことながら身体のGセンサーでもフィードバックをかけます。これはとにかく感覚を研ぎ澄ませ続けることで磨かれる感覚なので、常日頃どちらにどのくらいのGがかかっているか意識して運転してみてください。
3. 踏力一定のブレーキング
続いてはブレーキングです。こちらは目標を決めてブレーキング、最初に決めた踏力のまま目標のところでピッタリ止まれればOKという練習法です。当然ですが安全第一なのでマージンゼロのチキンレースとかしちゃメッ!ですよ。これも別に飛ばす必要はなくて、普通に街乗りをする中で信号待ちだったり一時停止のタイミングで余裕を持った目標からやってみてください。ちなみにペダル操作のコツ自体はアクセルと同じです。一つ追記するとすれば、かかとを置く位置はアクセルとブレーキの踏み替えでかかとを浮かせずに済む場所がオススメです。
これまた結構やってみると難しいと思います。で、これも周りの車を見てみるとかなりテキトーにブレーキ踏んでることが分かると思います。多いのは初期制動が足りてなくてどんどん踏み増してカックンと止まるパターン。これ同乗者は最高に酔うので本当にやめて欲しいっすよね。運転者はどんだけ下手な運転してても自分で予測できるから酔いにくいんですが、同乗者は次にどんな操作をするかを現在の状態から推測するしかないので突拍子もない操作をされると予測と実際に受ける加速度がズレるので酔います。ついでに言うとそれは周囲の車も同様なので、あんまりによく追突されるようだとさすがに運転に問題がある可能性があります。スポーツドライブをしようがしまいが、周囲が予測しやすい運転をすることが上手なドライバーへの第一歩です。
ブレーキに関してもアクセル同様に車や車速によってかなり感覚が変わってきます。基本的には高速になるほど、車重が重いほど明確に止まらなくなっていきます。これは運動エネルギーが車重に比例し、車速の二乗に比例することからも分かります。ブレーキシステムによっても変わってきまして、ローターが大きい、パッドの摩擦係数μが高いとなると止まりやすくなります (ちなみにキャリパーに関しては対フェード性やコントロール性、タッチの比重が大きく、通常の単純な効き自体はさほど変わらないかと思います) 。なのでできれば色々な車や場所でやってみてください。慣れてきたら是非弱めのブレーキから少し強めのブレーキまで狙った減速度を自在に引き出せるよう練習してみてください。その技術が高度技術である荷重移動にてきめんに効いてきます!これがバチッと決まればサーキットでのブレーキングも狙い通り止まれるようになってくるはずです。ブレーキングは技術の差がハッキリ出るので頑張ってください!
さぁ、ということで今回はここまで。どうでしょう、読んでるうちに走り出したくなってきましたかね?ドラテクは一日にしてならず。24時間耐久も1ラップから。ということで皆様のドラテク向上のお役に立てば幸いです。最近だんだんブログを書くのが楽しくなってきました。ちょっとしたことでも自分らしさを開放して自由に表現できるってことはいいですね。特に社会人は個を押し殺して歯車を演じることがほとんどですから、時々何で自分が生きてるんだろうって思い悩むこともあります。大袈裟ですがそんな自分の生きている意味や証を形にできているって感じがして少し救われている気がします。なんだか少し創作活動をされている方の気持ちが分かるような…気がします。ドラテクとは関係ないですが、私と同じような悩みを抱えている方がいたら自分の得意なこと、好きなことを形にしてみてはいかがでしょうか?
それではまた次回。2026年度もまたよろしくお願いいたします!

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