どうもAraiです。体調の方はすっかり回復しまして、バリバリと本業務をこなしております。とはいえ今回の件で健康の重要性を再認識しましたね。今までは体調管理は完全に出来なりだったのですが、密集空間でのマスク着用、こまめな手洗いうがい、定期的なアルコール消毒、睡眠時間の確保、毎朝の検温など一気に気を遣うようになりました。20代も後半に入ってくると少しずつ勝手が変わってくるんだなぁとしみじみ感じる今日この頃です。ここからは一気に下り坂…とならないよう運動も含めた健康な身体作りが出来るよう少しずつ取り組んでいきたいですね。
さて、今回は前回までの「腕を磨く車選び(前編、後編)」に引き続いて腕の磨き方について書いていこうかと思います。エンジニアなのもあって本来であれば理論から体系的に語っていきたいところなのですが…そんなことより明日からすぐに使える内容の方がニーズがあると思いますので、極力即効性のある内容で書いていきたいと思います。ドライビング理論をしっかり体系化して皆様の参考になるようにしたいという思いは昔からずっとあるんですけどね。そちらはまた皆様の声を聴いて折を見て進めていきたいと思います。恥ずかしながらまだ一件もご意見や感想をいただいたことがなく、完全に壁打ち状態でニーズを予測しながら執筆している状態だったりします。今であればすぐに記事を書ける状態なので、お気軽に各記事下部に付いているコメント欄やお問い合わせフォームからご連絡ください。
というわけで今回もよろしくお願いいたします。
運転が上手いとは?(ゴールイメージ)
早速ちょっとまどろっこしいですが、まぁお付き合いください。基本的には過去に記事にした通りの内容です。ざっくり言ってモータースポーツにおいてドライバーとして要求される能力は二つだと思っています。一つ目は車をコントロールする能力、二つ目は速さへの理解力です。個人的にはまずコントロール能力の方が重要だと思っていて、今回もまずはそちらにフォーカスした記事です。何故?というのは過去記事の方で書いておりますので未読の方は是非お読みください。車の運転なんて言ってしまえば基本的にはハンドルを回してペダルを踏むだけです。でもそれでいて扱う機械は複雑怪奇、運動エネルギーは生身の人間の1000倍を軽く超えるオーダーです。ぶっちゃけとんでもなく危険なことをやってます。その辺の難しさについてもまた別記事で過去に書いてますのでそちらをご参照ください。
まずは街乗りからしっかり制御下に
ということで、今回は車を自由自在に操れるようになるための第一歩として街中で出来る練習方法です。モータースポーツに向けた練習としては最終的にはクローズドコースでの練習は不可欠なのですが、正直言っていきなりクローズドコースで全開走行をしても大概は危険な目に遭うだけで何の練習にもなりません。スリルはあって楽しいかもしれないですけどね。高速高負荷での練習を有意義にするにはその手前の低速低負荷の領域をしっかりモノにしてからがオススメです。いわゆる基礎固めというやつですね。
街中で身に着けて欲しいことは大きく以下の8項目です。
- 車両感覚
- 繊細なアクセルコントロール
- 踏力一定のブレーキング
- 滑らかで素早いシフトアップ
- 滑らかで素早いシフトダウン&ブリッピング
- 滑らかで素早いヒール&トゥ
- 低速での正確なライントレース
- 上記の複合動作をいつでも無意識に正確にできる
どうでしょう?簡単そうですか?もしや注文が多過ぎて宮沢賢治かよってなりましたかね?
実際上記をマスターするのは結構時間がかかると思います。もちろん目指すレベルによってかかる時間はピンキリですが、少なくとも私の肌感覚では街を走っている9割以上の人は街中での練習が必要なレベルだと思いますね。ハッキリ言って上手だなと思う運転に出会うことはほとんどないです。まぁ逆も然りかもしれませんけどネ。
ということでまた何回かに分けて各項目を解説していきたいと思います。また、各項目とも要望があれば頑張って写真や動画を撮影しますが…一旦は文章で勘弁してください。
1.車両感覚
これは言わずもがなですかね。端的に言うと車のサイズを身体に覚えさせるということです。車は人間の身体に対して遥かに大きく、また死角も圧倒的に多いのでいきなり乗って手足のように位置を把握することはできません。その割に車両感覚が甘いと日常での車の取り回しに不都合が出てくることはもちろん、モータースポーツでもライン取りやレースでの位置取り精度に直結するのでかなり重要なファクターです。
では具体的にどう身に着けていくか?私が実際に練習で使ってきた方法を以下に並べますね。
- 白線合わせ法
- 振動F/B法
- ミラーF/B法
どれも命名は今私が勝手に決めました。そのうちキャッチ―でいい感じの造語が出来たら差し替えるかもしれません。ちなみにF/Bはフィードバックの略です。
まず一つ目の「白線合わせ法」ですが、これは広くて迷惑のかからない駐車場などで使える方法です。必要なのは長くて真っ直ぐかつ運転席から視認できる白線です。安全運転講習なんかだとよく使われている手法なのでご存じの方も多いかもしれません。要は車の前端と左右輪の位置が車内からだとどの辺りに見えるのか?を白線を使って確認する&実際に車を動かして合わせてみることで自分の車両感覚を確認するという方法です。やり方は簡単で、車の前端、左右輪の側面きわきわ(目安としては各2cm以内)に対して白線を合わせてみたときに、車内から白線がどの辺りに見えるかをそれぞれ覚えます。何を基準にするかは好みにもよりますが、一般的には内装で目安になるものや身体(手足の位置感覚)を基準に使うことが多いかと思います。私の場合は最初は内装の位置を基準に使っています。例えば、前端はAピラーとドアミラーの間のこの辺りだとか、左右輪はダッシュボードのこの辺だとかそういった感じです。身体を基準にする方の場合だと左足の延長に左輪…とかそういったイメージです。ある程度基準が決まったら実際に車を動かして白線に車をビタビタに合わせてみてください。何回か繰り返しているうちに精度が上がってくるかと思います。注意点としてはドライビングポジションをしっかり固定することです。当然のことながら目の位置が変わると見え方も変わってしまいますのでご注意を。
では二つ目の「振動F/B法」ですが、これは走っている時に使える練習法です。走っていて踏んでも大丈夫そうなものを見付けたら、すかさず狙ったタイヤで踏んでみるということを繰り返します。具体的にはマンホールや轍、凹凸のついた白線などが使えます。これを繰り返すうちに4輪の位置がだんだんと分かるようになってきます。この練習法のいいところは手間がかからないことですね。運転のついでで十分練習になりますしどんな車でも練習になります。そのうち上記くらいの大きさの目標物であれば百発百中になるはずです。サーキットであれば縁石で同じことが出来ますね。
三つ目の「ミラーF/B法」ですが、こちらも走っている時に使える練習法です。こちらは道路左右の白線とドアミラーを使います。走行中に左右の白線に自分の感覚でピタッと寄せてみて、その時の寄り具合をミラーで確認するという方法です。前提としては当然安全に気を付けるということと、ミラーをボディと白線が両方見える角度に調整しておくということですね。こちらもいつでもどんな車でもいつもの運転のついでに実施できるので手軽なのが良いところです。これも慣れてくるとかなりの精度で寄せられるようになってくるはずです。振動F/Bに比べると対象物を選ばないのでより手軽なのがメリットで、ミラーの見え方によって実際の距離と感覚がズレることや、曲がりながらの車両感覚の練習には使いづらいことがデメリットですね。
それぞれの練習法をどう使うかですが、「白線合わせ法」はちょっと手間がかかるので車両やドライビングポジションが変わった時に初期設定的な感覚で実施し、あとはたまに確認するレベルで活用するのが良いかと思います。「振動F/B法」と「ミラーF/B法」は走っている時はいつでも出来ますのでやってみるのが良いかと思います。私も未だに運転中にやっています。これをしっかりやって車両感覚が身に付いてくると、車線の真ん中をキープして走り続けるのが意外に難しいことに気付くかもしれません。実際街中で見ていても大半の車はどちらかに寄っていたり、左右の白線の間をフラフラとピンボールのように走っていて出来の悪い自動運転みたいだなァと思ったりします。まずはこんな基本からしっかりと!やってみて損はないと思います。狭い道でのすれ違いや路肩への寄せ、幅員規制のポールの通り抜けなんかでドキドキしたりモタモタして迷惑をかけたりしなくなるので圧倒的に運転の疲労が軽くなります。そういうことがサラッと出来るようになると同乗者からも運転が上手い!と一目置かれます。なんだかんだ言っても運転が上手いとデキる人だと思われるし、モタモタフラフラ自信なさげに運転してる人は大丈夫かな…と思われてますね。運転って本当にその人の能力や性格が本当に良く現れます。そのうち運転占いでも始めてみようかな?
ということで、一つ目から思った以上に長くなってしまったので今回はここまで。何気に今までで一番長文だったりするかも?最近FILCOのメカニカルキーボードを買ってタイピングが楽しくなってるので無駄に長文打ってるかもです。とはいえ文章を考える脳みその方はキャパ据え置きなので一気に書けるのはこのくらいが限界ですね、結構しんどいです。明日からまた仕事ですし今宵はそろそろお休みです。
それでは皆様、また次回もお楽しみに!

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